菊芋は北米原産のキク科の植物です。草丈は2〜3mにもなり、収穫前の秋口になると、菊に似た黄色い花を咲かせます。地下部には生姜に似たイモ状の塊根をつけます。
菊芋は本来、北米大陸に定住するするインディアンの食料源でした。 16世紀初頭の頃
アメリカ軍が北に進出しその寒さに打撃を受け、兵士たちは次々と倒れ勢力を弱めていきました。
ところがそのあたりの地域に住むトピナンブ族は元気に生活していました。後で調べたところ、その食生活の違いは菊芋であることが判明しました。
日本へは、江戸末期から明治初め頃にアメリカより飼料用作物として導入され、第二次世界大戦後の食料難の頃には、作付統制野菜として代用食になりました
。
その後、特に普及することもなく忘れ去られていましたが、
近年になり欧州において成分の研究が進み、非常に栄養価、薬利効果が高いことが判明。特にドイツを中心に薬剤や健康食品への活用の試みが盛んに成されています。
日本においても最近になり、ようやく普及が進みつつあります。
菊芋の糖質にはデンプンは含まれておらず、イヌリンという多糖体により構成されています。菊芋の主成分であるこのイヌリンこそが、注目される所以であり、様々な健康機能性を備えています。
このイヌリンはタマネギ、ニラ、ゴボウ、アザミなどのキク科の植物に多く含まれていますが、その中でもこの菊芋が最も多く含み、現在のところ
世界一
とされています。
●イヌリンは、腸内でフラクトオリゴ糖に変わり、
ビフィズス菌等の善玉菌のエネルギー源
になります。
●当然腸内の善玉菌が活発になれば
悪玉菌は減り
、結果的に腸内は綺麗になり消化吸収もよくなります。
●腸内が綺麗になるということは
血液や血管も同時に浄化
され、細胞が活性化されます。
●また、イヌリンは
脂肪を包み込む性質
があり、余分な脂肪の吸収も妨げる働きがあります。
イヌリン以外の成分
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ミネラル
:カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、ナトリウム
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ビタミン:
ベータカロチン・B1・B2・C・サイアミン・リボフラビン・ナイアシン・ビオチン・アスコルビン酸
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酵素:
イヌリナーゼ・プロティナーゼ・インベルターゼ・ホスホリラーゼ・フォノラーゼ
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必須アミノ酸:
ロイジン・リジン・フェニルアラニン・ヒスチジン・メチオニン・ベアイン・コリン
菊芋乾燥粉末100g中のミネラル含有量
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